株式会社リーガル•ステーション 代表取締役
いわさき きみや
年間3500人を超える社会保険労務士に、これからの雇用ルールを指導する社会保険労務士のマイスター。株式会社リーガルステーション代表取締役、特定社会保険労務士、行政書士。
大学卒業後、日本道路公団関連会社に入社し、人事、総務を幅広く担当。巨大で複雑な組織の中で現場の実務を10数年間経験する。社会保険労務士の資格を取得し、社会保険労務士受験予備校の講師を経て、人事労務コンサルタントとして独立。初めてのクライアント先の就業規則や人事制度を見て、まったく会社の実情にあっていない制度に多額の費用を費やす散々たる現状に「ここまで誤った情報が広がっているのか」と衝撃を受ける。他にも、国の動向を読めていない社会保険労務士や我流に走るコンサルタントが、対処療法的なアドバイスをしてしまい長期的にメンテナンス不能になった案件を複数経験する。結果として、行政からの是正勧告や従業員とのトラブルから裁判沙汰になることも。企業と従業員の間を橋渡ししお互いを幸せにするカギを握る社会保険労務士の役割を再認識し、現役の社会保険労務士への指導を開始する。別名厚労省ウオッチャーとして、法案のたたき台から読み込み3年先の雇用ルールを予測し企業提案するスタイルを確立。先々の情報を収集し、国の動向に合わせ時流を沿ったコンサルティングを行う。企業と従業員と行政の調和を図る『職場マイスター』を提唱し、その育成に力を入れる。2013年は年間70講演、計3500名を超える社労士を指導。複数の業界誌で連載し、著書は5冊を超え、『リスク回避型就業規則・諸規程作成マニュアル』は、7年以上版を重ねるロングセラーとなる。コンサルティング業務を目指す社会保険労務士が増える中で、ノウハウもなく我流に走る一部の同業者に危機感を感じ、講演活動を開始する。現在では、労働開発研究会、みずほ総研、日本法令、日本人事労務コンサルタントグループ(LCG)などで講演実績をあげる。顧問先は一部上場企業や外資系企業から中小企業まで多岐に渡り、働きやすい職場づくりから企業の長期的な繁栄に尽力している。